２０２４年７月２日
練馬区内の中学校で薬物乱用防止教室を実施しました。近年、社会問題となっている市販薬の過剰服用、いわゆるオーバードーズ（OD）について、高校生の60人に1人が過去に市販薬を乱用した経験があるという調査結果もあります。そのため小中学生への薬物乱用防止の啓発を行うことが重要と考えております。
一方で、市販薬の乱用はコロナ禍の影響もあり、「孤独感や辛い気持ち」（いじめや虐待、親との関係悪化、学校での孤立など）を抱える子供たちが増えています。啓発だけで防止することは難しく、すでにOD経験のある子供たちが取り残されないように、田柄・光が丘地域の子供たちの心や環境、必要に応じて専門機関へつなげるなど、サポートを続けたいと考えています。